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Story

~Spica&Coの想い~

私がおチビだった頃に、自分の母親が『魔女ではないか?』と疑っていた時期がありました。当時、狭い集合住宅での暮らしには、水洗トイレこそあったものの、料理をする人と会話の出来るカウンターキッチンなどお洒落な造りはなく、壁向こうの隣の台所から「出来たよー」という声と共にガラスのはめ込み戸を開けて運ばれる料理。それを妄想猛々しい私は、母が誰も見ていないのを良いことに、魔法でピッと一瞬で料理を作っているのかも、もしかしたら何か得体の知れない物が入っているのかも、と常日頃疑ったものでした。(母上、本当にごめんなさい)

そんなある日、母がキャンドルを作ろうと誘ってくれました。用意したものは、折れたり いつ使ったかわからない使い古しのろうそくと、ぽきぽきに折れたクレヨン、そしてプリンカップ。お菓子作りを頻繁にしてくれた母からたくさんのことを学びましたが、私の心の深くには、その一度だけのキャンドル作りが何より鮮明に残っています。何種類か色を変えて作ったのですが、なかでも1色で作ったはずのキャンドルが、なんと黄色と黄緑の2色の層になって出来上がったこと! このプリン♪ではなくキャンドルの美しさへの驚き!!つるつるになってきれいなプリンの形になっていることの嬉しさ!!!このキャンドル作りがあったからこそのキャンドルへの憧れが私の原点です。(後から知ったのは、どうも鍋を捨てる時期になり、たまたまテレビで『簡単にできるキャンドルづくり』的な番組をみたとか。鍋捨て方法が私の人生を左右することになりました、母上。ぜひその番組を観て見たいものです~)

『魔女の子は魔女』?!と言われると、今となっては出来ることなら魔女になってその魔術も使いたい位、キャンドルの世界は奥が深いことを知りましたが、大人になって改めて創る楽しさと灯す嬉しさ、得られる癒し、それを多くの方に体験していただきたくSpica&Coとして活動を始めました。

いつか日本世界各国でキャンドルイベント・キャンドルナイトを開催し携わることができたら、というのは大きな夢ですが、それよりもまずは、Spica&Coに興味を持ってくださったご縁ある方の楽しい時、嬉しい時、幸せな時、悲しい時、寂しい時、疲れた時、落ち着かない時。。。貴方の一瞬一瞬に寄り添える 世界に一つだけのキャンドルを創りたい と思っています。

まだまだ勉強中の身ですが、私が魅了されたキャンドルの素晴らしさを一人でも多くの方に、貴方に伝えられたら、そして世界のどこかの片隅を照らせたら何より幸せです。そんなストーリーと想いから生まれたSpica&Coのキャンドルが、大切な貴方に届きますように。。。

​                                   Spica&Co
Special thanks to...my family and ALL!!
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